平成女鉾町案内


京都市中京・下京の町は古来より、「ご近所」=「町衆」の力で祇園祭という見事な文化を花開かせてきました。
しかし近年、少子高齢化、地縁の希薄化、価値観の多様化と、祇園祭を取り巻く状況にも変化が押し寄せています。祇園祭の伝統を継承し、活気ある祭を担う、新しい知恵が必要です。

平成女鉾は、10年前に誕生しました。
当初より祇園祭を愛するたくさんの市民=「町衆」の賛同を得てできあがった鉾です。成立のみならず、これまでにない山鉾の魅力を持っています。

・ 「町」という単位ではない、新しい単位のネットワーク構築を持つ
・ 時流に合う伝統文化の継承方法を提案していく
・ 世界に先駆けて新しいモノを生み出す「京都」の体現

平成女鉾を支えるのは、「平成女鉾清音会囃子方運営委員」「平成女鉾清音会賛助会員」「祇園祭を守り伝える人々」など、祇園祭を愛する気持ちでつながる、軽やかに動ける組織です。
私達はそんな人々で構成される『バーチャル平成女鉾町』を提案します。
仮想の「平成女鉾町」をweb上に展開し、祇園祭を愛する誰もが参加できるコミュニティーを作るのです。
そこは、
・ 人と人が出会う場
・ 平成女鉾を共有財産と認識する場
・ 伝統の継承の場   となります。

そもそも祇園祭は国際感覚に溢れ、新進気鋭の気風を持ち、反骨精神に富み、時代に応じて変化する柔軟さを持っています。
平成女鉾清音会が、祇園祭の新たな担い手として提案する「平成女鉾町」にご期待下さい。

・・・ただいま、構想企画中。詳細は、しばらくお待ち下さい・・・

平成女鉾町建設中 (2007年11月10日)


祇園祭で巡行する山鉾は基盤となる町を持っています。町衆は懸装品を一つ一つ揃え、火事の時は自分の持ち物より先に運び出すほど大切に守り、代々伝えてきました。

平成女鉾は鉾町を持っていません。鉾に関わる者のより所として、まず必要なのは鉾町ではないか。そんな思いで3月の10周年記念行事に、鉾を中心とした「平成女鉾町」を新風館に5日間だけ開きました。

これを引き継ぎ、ただいま別の場所に「平成女鉾町」を建設中です。建設と言っても、今度はクレーンを使うのではありません。SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)というシステムを使ってコンピューターの中に鉾町を立ち上げるのです。

下にあるのが平成女鉾町の地図です。まずはパイロット版として、碁盤の目状に道を作り、鉾宿を真ん中に配置しました。ただ今、平成女鉾清音会囃子方運営会員がポツポツ家を建て、住み始めています。日記を書いたりコメントを書き込んだり、クチコミグループを作ったり、近所づきあいも活発になされています。

パイロット版が軌道に乗れば、賛助会員や外部へも広げ、将来的に世界中の人が平成女鉾町の町衆になれる道を探っていきたいと構想しています。地縁・血縁に関係なくあまたの人が関わることで平成女鉾を大切に育て、祇園祭を後世に引き継いでいける仕組みを考えています。

「火事になった時、鉾の事を真っ先に考える」なんて日が来るかは、住む人次第。そこまで意気込みが芽生えるくらい、気持ちも育ってくれたらなぁ、と思い描いています。

「平成女鉾町SNS 地図」

平成女鉾町イメージ

「平成女鉾町」新聞掲載案内


毎日新聞夕刊社会面 (2007年12月8日)

「祇園祭・山鉾 女性巡行 まずバーチャルで
囃子方集団がネットに「鉾町」男性中心に一石」


パソコンを囲む平成女鉾清音会囃子方運営会員の写真と共に“インターネット上に開設した「平成女鉾町」を見ながら夢を膨らませる「平成女鉾清音会」のメンバーら”とコメントがあります。